運命がカードを混ぜわれわれが勝負する
byショーペンハウアー
以前にも似たような言葉を紹介しています。
既に紹介したなぁと思い、少し悩んだのですが、個人的にこの考えは好きですし、当然、前回とは違う人の言葉でしたので紹介させていただく次第です。
前回の内容と併せてお読みいただけたらと思います。
唐突ですが、私はトランプゲームの「大富豪(大貧民)」が好きです。
ちなみにですが、このゲーム、私は「大富豪」と呼んでいますが、「大貧民」と呼ぶ人います。
これは地域によるところが大きく、関西地域では「大富豪」、関東地域では「大貧民」と呼ぶ傾向があるそうです。
本日の記事の中では「大富豪」で通しますが、ご了承いただけたらと思います。
「大富豪」のゲームには様々なルールがありますが、私は、縛りやカード交換が無いシンプルなルールの方が好きです。
運ばかりがゲームを支配しても面白くないからですね。
運はカード配分に、そして実力はカードの使い方にという感じで、ゲーム中にわずかに運の要素が入り込む、丁度よいバランスが好きです。
ゲーム人数は6人、ジョーカーを2枚として計54枚、一人9枚の手札というのが私の中の鉄板です。
学生時代に奔流中国のツアーでモンゴルへ向かう寝台列車の中で半日もしくは朝から夕方までゲームをし続けたのは良い思い出でした。
面白いのはカード交換が無いので、どんな手札になるかは完全に運次第なのですが、30回や50回とゲームを繰り返すうちに如実に成績が良い人と悪い人がわかってきます。
回数が増えればさすがに強運一辺倒で何とかなるものではありません。
ゲームですので、カードの使い方や出すタイミングが絶妙だということになるのですが、上手い方は良い手札の時は大富豪で必ず勝ち切り、普通の手札の時は富豪や平民に、そして悪いカードが回ってきた時でも大貧民にならずに貧民やあわよくば平民でゲームを終えることが多いです。
ゲームと人生は違います。
「大富豪」というゲームが強いことと人生が上手くいくことは関係ありませんが、運、ルール、実力への捉え方は非常に似ています。
良いカードが揃えば、どうやってより大きな成果を残すか、最大限それらを活かすにはどうしたら良いかと考え、悪いカードが揃ったときは、どうやって最悪の状態を回避するか、悪い中でも及第点のラインや最悪の一歩手前まで持っていくにはどうしたらよいかを考えることが必要です。
ルールは違っても、ゲームから学ぶことは非常に多いですよね。
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