我々を助けてくれるものは、
友人の援助そのものというよりは、
友人の援助があるという確信である。
byエピクロス(古代ギリシアの哲学者)
友人はどう私を助けてくれるのか、どう援助してくれるのか、そういったことよりも、友人が助けてくれる、助けてくれるだろうという確信や想いが何よりも自分を助けてくれる、確かに納得します。
私がこの言葉を知ったとき、古代ギリシアの哲学者であるエピクロスの言葉という点が非常に面白いと感じました。
エピクロスは紀元前341年の生まれですので、この言葉も2300年近くも前の言葉です。
でも全く古く感じないですよね、今の時代でも同じことが言えます。
生まれた時代は違いますが、同じ人間だからでしょうか、とはいえそもそも人類の歴史上2000年というのはごくわずかな時間ですから、同じことが言えるというのも全くの道理ではありますが。
家族でも一緒ですよね、家族がいることの具体的なメリットというよりも、家族がいる、それだけでやはり気持ちの持ちようは違うものです。
最近は結婚もコストパフォーマンスが悪い、子どももコストパフォーマンスが悪いと言われる時代になってきました。
しかし、結婚でも子どもでも、本日の友人の援助でも、大切なのは気持ちです。
私自身、コストパフォーマンスを重視するタイプではありますが、目に見えないものに限ってはこのコストパフォーマンスという考えは通用しないと思っています。
人間は目に見えないものまでコストパフォーマンスを見出せるほど賢くはないと思います。
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