人生はクローズアップで見れば悲劇だが、
ロングショットで見れば喜劇だ。
byチャールズ・チャップリン(コメディアン)
元の言葉は「Life is a tragedy when seen in close-up, but a comedy in long-shot.」です。
長い人生の中で辛い事や苦労することはたくさんあるかと思います。
確かに、辛い場面を切り取れば、それは悲劇でしかないかもしれません。
しかし、人生は長いです。
過去の辛かった事、苦労した事は結局は最後に思い出に変わり、それこそ飲み会のネタになるような喜劇とも言えるのではないでしょうか。
これは私の考え方ですが、辛いときでも、どうせこれは未来の飲み会ネタだと割り切って物事にあたるようにしています。
ただ、本音を言えば、なかなかそう割り切ることは出来ないですよね。
でも、結果として、チャップリンの言うように、最終的には喜劇に変わっていくものです。
おはようございます。
百田尚樹さんの「日本国紀」を読みました。
いろいろと話題性のある本でベストセラーとなっている本です。
百田尚樹さんの本は以前に「大放言」を読み、非常に面白かった印象が残っており、歴史好きの私としては買わずにはいられませんでした。
「日本国紀」も期待通りの内容で、大変面白かったです。
少し厚い本でしたが、読みやすい文書でスラスラ読むことができ、歴史が詳しくない方にもおすすめの一冊です。
ただ、「期待通り」というのは、あくまで私の「期待」です。
私は日本の歴史において、百田さんがどのように解釈しているのか、そこに興味があった為、内容として非常に満足したのであって、帯に書かれていた「日本通史の決定版」という理解で読み進めない方が良いと思いました。
いくら厚めの本とは言っても、日本通史を1冊にまとめることなんて出来ないですし、また、本の半分近くは幕末以降の第一次・第二次世界大戦や戦後の歴史です。
百田史観という見方で読むのは非常に面白い一冊ですが、これが日本の歴史の全てだと考えるのは早計だと思いますし、自分なりの歴史の解釈を以て「日本国紀」を読む、「日本国紀」を読んで他の歴史書籍を読むのが一番良いのではないかなと思いました。
ただ、それでもやっぱり面白い、と強調させていただきます。
書籍の中で所々コラムのようなものが入っているのですが、ここが非常に面白かったです。
いろいろと考えさせられる一冊でもありました。
また読み返したい一冊です。
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