目くそ鼻くそを笑う
by日本のことわざ
似たような言葉で、「五十歩百歩」、「どんぐりの背比べ」、「同じ穴のむじな」などがあり、どちらかというとこの3つの方が有名かもしれません。
意味は、人をあざける当人がそれと同じ状態である様子、ですとか、非難する方もされる方もどっちもどっちだ、という意味です。
この言葉は単純なようで、深く読み取れば「なるほど」と頷くことが出来る言葉でもあります。
まず人はどうして非難するのでしょうか、いろいろあるかと思いますが、まず「あいつは間違っている」という気持ちから非難することが多いかと思います。
でも例えあいつは間違っていると思っても非難する人と非難しない人がいますよね。
その違いは何でしょうか。
私は同じような人同士こそが非難をするのだと思います。
名言の解説で仕事に例えてばかりで申し訳ないのですが、例えば、後輩や部下の仕事の仕方が間違っていたとしても、非難はしないはずです。
非難するのは、自分が相手と同じである場合がほとんどです。
相手を非難してストレスを溜めるのは得策ではありません。
そもそも、非難の対象である相手と自分は同じなのです、同じ穴のむじなであるからこそ、非難をしたくなってしまうのです。
時と場合によりますが、一歩上から相手のことを考えれば、非難する気持ちも無くなるのではないかと思います。
相手を非難しているのは自分を非難しているのと大差ありません。
相手が鼻くそ、自分は目くそなのです。
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