若いこと、
貧乏であること、
無名であることは、
創造的な仕事をする三つの条件だ。
by毛沢東(政治家・哲学者)
この言葉は結果論を言ったに過ぎないかとも思います。
創造的な仕事をしてきた人は、若く、貧乏で無名な人が多い、と。
言葉自体に深い意味はなく、言葉通りのままに捉えてよいと思いますが、なぜこの3つの条件を毛沢東さんは出しているのでしょうか。
まず若いこと。
これは時間があるという意味で、年齢的な要素も多分にあるかと思いますが、一番大切なのは「経験値」の面ではないかと思います。
世の常識にとらわれずに自由に発想出来るのが若者です。
年齢を重ねていきますと経験値が増えてきます、この経験値によって事の成就を判断しがちになってしまいます。
若い人は経験値が無い為、事の成就の可能性がわからないまま猪突猛進に進められる為、創造的な仕事が出来るのだと思います。
そして貧乏であること。
これは言葉のまま意味した場合、貧乏であることよりも多少お金を持っていた方が何事にも挑戦はしやすいかと思うのですが、おそらく大切なのは「ハングリー精神」かと考えています。
貧乏であれば、何が何でも成し遂げたいという気持ちが強いはずです。
少々の困難があっても、何としても…と思う強い心が生まれるのではないでしょうか。
そして現状に満足しない、裕福な革命家というのは、担ぎ上げられた人を除けば存在しないですからね。
裕福=現状に満足している、ですから現状に満足している人は何かを起こそうという気迫は湧かないですよね。
最後に無名であるということ。
名が知られてしまえば、何かにつけて自分の名前が先行してしまいます。
間違ったことをやれば自分の名誉に傷がつきます。
無名であれば名誉もへったくれもあったものじゃないですから、どんなことにでも挑戦しやすいのではないでしょうか。
上記は私の個人的な見解です。
この3つはどれも独立しているように見えて、実は3つとも似ている意味合いを持っていますよね。
これもすべては気持ちの持ちようで、若い、貧乏、無名というのは、状況的に創造的な仕事をする下地が整いやすい境遇なのかもしれません。
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