自分の感受性くらい
自分で守ればかものよ
by茨木のり子(詩人)
本日の名言は詩から抜き出したものです。
詩の中では、自分の乾いていく心を人のせいにするな、気難しくなってきた自分を友人のせいにするな、イライラしがちになってきた自分を親のせいにするな、初心が消えてしまっている自分を暮らしのせいにするな、うまくいかないことを時代のせいにするな、と書かれています。
素敵な詩ですので、一度見てみてください、ネット上で検索を掛ければ、すぐに見つかると思います。
本日の私の解説は、少しこの詩の意図するところとは違うかもしれません。
と言いますのもこの言葉を知り、解説をブログに書いていき、念の為にこの言葉が登場する詩を読んでおこうと思い先程、ネットで見つけたのですが、少し私が書くことと意味合いが違うと考えたためです。
ただ、名言ブログということで、率直に「詩」の内容関係なく、「自分の感受性くらい自分で守ればかものよ」という言葉に対して、私の考えを書いていきます。
自分の感受性、何かあったときに考える、思う、そこで生まれる自分の感情は大切にしなければなりません。
それが例え他の人と違っていたり、他の人と比較して大したことを考えていないなぁと感じても、現に自分から生まれた考えや感情であるのですから、大切にしなければなりません。
今はネット社会で様々な情報が手に入ります。
例えばニュースに対する考えや感情でも容易に自分のものと他人のものとの比較が簡単に出来てしまいます。
自分の想いや考えに対して、あれこれ思うのではなく、まずは湧いてきた自分の感情は大切にした方が良いと思います。
他の人と思いや考えが違っても、それはそれで、特に関係ありません。
もちろん、自分の思いや考えを押し通すことではなく、私は「こう思ったんだ」「こう考えたんだ」とその気持ちを大切にしたいですね。
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