酒が人間をダメにするんじゃない。
人間はもともとダメだということを教えてくれるものだ。
by立川談志(落語家)
落語家の方ならではの逆説の名言で面白い表現かと思います。
ただ、酒が人間をダメにするケースは間違いなくありますので、一概にこの言葉を全て受け取ってもどうかというのはありますが、それでも、人間はもともとダメなのだと、酒によってこのダメな部分が出てくるのだということにも一理あるかと思います。
素のままの自分というのは、基本的にあり得ないです。
あったとしても一人暮らしの家に帰って誰とも接していないときぐらいではないでしょうか。
誰もが必死に、自分はどうあるべきなのか、相手へどう接したら良いのだろうかと考え、自分の身の振り方を考えながら生きているかと思います。
当然、どこでどう線を引くか、素のままに近い自分でいられるという状態も相手によっては当然あるかと思いますが、それでもどこかで自分というものを保っているという表現が近いのかと思います。
その保っていた部分を壊すのが「酒」かもしれません。
おはようございます。
本日は「酒」に関する言葉でしたが、全く関係のないことを書きます(笑)。
以前、このブログで「NISA」に関して3日間に渡って書きました(カテゴリー:役立ち情報参照)が、やはりまた改正が入りましたね。
改正が入ったのは「一般NISA」です。
この一般NISAに「積み立て型」が導入される予定です。
待て待て「つみたてNISA」というものもあるじゃないか、という声が聞こえてきそうですが、現時点では制度の詳細や他の方の意見も出ておらず、私自身、ご説明するに不十分な情報ですので、ある程度の情報が出揃った時点で改めてお伝えしたいと思います。
まずはこの一般NISAに関して、私も少しブログに書きました通り、一般NISAは株の売買などにも使用できる制度で、どちらかというと、老後資産の形成には向いていないとお伝えしました。
やはり「税優遇を使った博打制度」という批判も多かったようです。
尚、将来は一般NISAとつみたてNISAの一本化も検討されているようです。
ただ、税優遇を使った博打制度という言い方に関して、そもそも投資のこと自体を博打と呼ばれる方もいるぐらいですから、税優遇を使った博打なんて言い方が、そもそも今更感が強いです。
それにそもそも「博打」の意味を勘違いしていないですかね?
人生何でも博打をしようと考えれば、何にだって博打になりえますよね。
学生時代、テスト範囲内の勉強で、どの問題が出るかを予想し、予想した問題以外は一切やらない、これも博打と言っても良いかと思います。
ましてや、投資の制度ですから、捉えようによっては誰にでも博打になりうるわけです。
私自身、元本を保証しない時点で「博打」と考えます。
言うなれば今回の批判も「税優遇を使った博打」ではなく「税優遇を使ったとんでもないギャンブラーが生まれかねない」と。
正直、最後の方は何が言いたかったのかわからなくなってしまいましたが、まずは一般NISAの改正に関して、「やはりな」という気持ちだけお伝えできたらと思います。
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