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NISA・iDeCoをわかりやすく解説②(NISAとつみたてNISAの違いは?)

 

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昨日はNISAの説明をしました。

そこで気になるのが、NISAにはどんな種類があるのか?です。

NISAは昨日説明したものプラスもう1種類あります。

それが「つみたてNISA」です。

つみたてNISAの登場は2018年です。

一方のNISAは2014年から始まっている為、現在は、「NISA」と「つみたてNISA」があり、ちょっとわかりづらくなっています。

昨日説明したNISAはこのつみたてNISAと分ける意味でも「一般NISA」とも呼ばれていますので、下記の説明では一般NISAと説明することにします。

NISAの分類で「一般NISA」と「つみたてNISA」があるとお考え下さい。

注意が必要なのは、NISAは一人一口座までですので、「一般NISA」「つみたてNISA」のどちらかしか出来ません。

両方やるということはできません(夫婦で夫が一般NISA、妻がつみたてNISAということは可能)。

従って、ネット上で、どちらが良いのか?といった考察も多く見かけます。

が、何とも言えない、人による、というのがの結論になりがちです。

昨日のおさらいも含め、下記にてそれぞれ説明いたします。

 

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目次

一般NISA・つみたてNISA共通

通常は投資で得た利益には20%の税金が掛かりますが、NISAで投資すれば、その20%の税金を払う必要がなくなります。

従って利益が10万円だった場合、本来は約2万円の税金が掛かり、約8万円残ることになりますが、NISA口座で投資をしていた場合、10万円がまるまる残りますという話です。

一般NISA

(昨日、一般と付けずに単にNISAと書いたものです)

投資枠は年間120万とされており、投資元本の保有期間は5年までです。

投資元本(株や株投資信託等)を5年経っても引き続き保有したい場合(例えば現時点で売れば損となる等)は一般口座に移されます。従って一般口座に移されて以後の利益は通常通り20%の税金が掛かりますよという話です。ロールオーバーという方法を用いれば5年以上の継続も可能ですが、ロールオーバーに関して今回は説明しません。

期間が5年間ですので、1年で120万という限度はあるものの。毎年フルで購入すれば最大で600万円分の投資が非課税で運用できるというわけですね。

つみたてNISA

「つみたて」とあるように、定期的に積み立てていくタイプのNISAです。上記の一般NISAと同様に利益に対して、税金が掛かりません。しかし、一般NISAでも自分で計算して、積み立てていく(毎月小額を投資し続けていく)ことは物理的には可能です。

何が違うか、それは、1年間の限度額と保有期間と対象銘柄(後報)です。

一般NISAは年120万、一方つみたてNISAは年40万までです。

これだけ見ると、一般NISAの方が額は大きくていいじゃんという感じですが、保有可能期間が異なります。

一般NISAは保有期間が上記で挙げた通り5年間ですが、つみたてNISAは20年間です。

従って最終的に運用できる資産総額はつみたてNISAの方が多く(40万 x 20年 = 800万)、また20年と長いので、しばらく利益が出ていなくても保有可能期間が長いので、売却するタイミングで悩むことも少なくなりますので、長期間に渡って資産形成したい方に最適です。

保有期間が長いうえに、トータルではつみたてNISAの方が投資総額が大きくなり、期間も長くなりますので、一見つみたてNISAの方が良いような感じはしますが、つみたてNISAは選べる銘柄(商品)が少ないですので、注意が必要です。金融庁が長期の積立・分散投資に適した投資信託として基準を設けていおり、数ある投資信託の中でも基準をクリアできているものが少ない為です、ただ、そういう意味では商品選びで間違えることも少ない為、安全でもあります。 

 

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どちらが良い?

こうなりますと、どっちが良いの?と当然誰もが思います。

ただ、これに関しては、最初に挙げました通り、「何とも言えない」というのが結論です。

結果論として一般NISAの方が良かった、つみたてNISAの方が良かったというのは相場次第でありえますので、基準にはなり得ません。

ここで大事なのは、本人がどういう投資をしたいのか、それだけです。

しかし、基本的な大筋として、対象商品を制約されずに自由に株等の投資を行いたい方は一般NISA、長期間で少しずつ増やしていきたい方はつみたてNISAという分け方が出来そうです。

最大投資額は一般NISAが5年で600万ですが、つみたてNISAは毎年40万という制限がありますので5年で200万ですので、短期間で見れば一般NISAの方が利用できる枠が大きいですね。

短期なら一般NISA、長期ならつみたてNISAですかね。

個人的にはつみたてNISAの枠を全て使いきった上で株などの個別投資に取り組むようなスタイルで良いのかと考えています。

手っ取り早く投資してみたいということであれば、一般NISAでしょうか。

そもそも一般NISAは日本人投資家を増やすための方策で、利益を出した場合に多く手元に残るように設計されたものです。

単純に投資をしてみたい方は一般NISA、積み立てて長期間に渡って資産形成したい人はつみたてNISAと言う感じでしょうか。

まとめ

ここまで一般NISAとつみたてNISAを説明してきました。

今日のブログの中でついでにiDeCoもと考えていましたが、少し長くなってしまいましたので、明日へ持ち越しです。

iDeCoも長期間に渡っての資産形成に適したものですので、人によってはつみたてNISAよりも先に始めないと”いけない”iDeCoをわかりやすく説明します。

人並な言い方にはなりますが、投資は損をする可能性がありますので、自己責任でお願いします。

 

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